ABA家庭療育と旅育のブログ

マイノリティな息子との日々。心配事たくさんの子育てですが、家族みんなが楽しく笑って過ごすためのブログ。

ABA療育を始めた時の目標は「どうしても海外旅行に行きたい!」

2歳前から息子が「自閉症」かもしれない・・・と悩み始めてから、涙が止まらず、眠れない日々を過ごしてきました。

癇癪がひどすぎて、息子を連れてまともに出かけることができなかったのが一番辛かったです。だけど、諦めきれなかった「海外旅行」!

子供のためにやりたいこととかを諦めていませんか?!

 

「どうしても海外旅行に行きたい!」思いが勝つ?!

 

私の場合、この諦められないこの「海外旅行に行きたい!」という気持ちが、ABAを頑張ることのできた一番の理由かもしれません。

買い物すら、息子を連れて行くことができなかったし、娘の幼稚園のバス停に送る時さえ連れて行くことが大変でした。

息子の癇癪がひどすぎて、玄関から出ることができずに娘の幼稚園のバスが行ってしまったこともしばしばありました。

息子を連れて海外旅行なんて、夢のまた夢・・・と諦めかけていたけど、諦めきれなかったのです。

家族に障害児がいたとしても、「やりたいことを犠牲にすることはない。」私はそう思います。 

逆に諦めてしまっていたら、ずっと息子のせいにしてしまう自分がいたかもしれないからです。

海外旅行。避けては通れない飛行機!一番の難関?!

 

一番旅行で神経を遣うのが「飛行機」でした。

癇癪起こされたら逃げ場がないという感じでしょうか・・・

そして、耳などの過敏とかあったらまた癇癪を起こすきっかけになるのでは?!と思い、「とりあえず慣れればなんとかなる」精神で、小さい頃から飛行機に乗せて慣れさせていました。

飛行機がNGになってしまうと、海外には絶対に行くことができないので、

大変さよりも、自分が海外旅行に行きたい。連れて行きたい。という願望が勝ってしまったのです。

ですので、「もうやるしかない!(ABAを)」という ところに行き着いたのでした。

最初は近場の旅行から練習?!

 

息子1歳の時、最初の旅行は「グアム」でした。

海外は 当たり前ですが、入国審査があり、時間がかかります。

グアムは特に到着時刻がお昼頃で、便が重なる時間ということもあり、かなり混み合いました。

そのため癇癪、多動の激しかった息子を連れては、とても疲れてしまい、2歳の頃は3回国内の沖縄に行きました。

沖縄は国内なので、審査に時間を取られたりしないし、フライト時間も短いのでストレスは減ります。

しかし、旅行自体はというと、多動が激しすぎて、海などに突進して行ったり、砂は食べるし、癇癪ひどいし、とてもとても旅行は楽しめるものではありませんでした。

ABA療育をきっちりやって旅行に挑む?!

安全面を一番に考えて、ABA療育をきっちりやって旅行に挑むことにしました。

なぜなら、旅行に限らず、外出をすれば、車もバイクも多いしとても危ないです。

指示を聞くことができなければ、最悪生死に関わる問題でもあります。

交通事故だけでなく、ショッピングモールなどでも迷子になってしまうこともあるし、

海外では幼児誘拐なども確率は上がります。