ABA家庭療育と旅育のブログ

マイノリティな息子との日々。心配事たくさんの子育てですが、家族みんなが楽しく笑って過ごすためのブログ。

幼稚園行かずに家庭でABA療育に専念!半年でダウン?!その後は?!

 

幼稚園入園をやめて、家庭療育に専念して半年。

実際子供と四六時中一緒にいるのって疲れませんか?!

しかも常に療育している状態って・・・?!

家事もあるし、きょうだいのお世話もあるし!

お母さんって本当にすごいですよね!

 

ABA家庭療育が長続きしない理由を身をもって体験?!

幼稚園に行かずに家庭でみっちりABA療育をして半年たった頃、一気に疲れがきました!!軽くうつ状態という感じになりました。

だいたいABAは半年でやるかやらないかの分かれ道と以前から言われていました。

1人で頑張っているほど、半年でもう無理!!という気持ちになるのも確かだな。と身をもって感じました。



幼稚園や集団の一時預かりは利用していなかったので、個別の運動療育の時だけ私の自由時間でした。

週2回1時間ずつ通っていました。

療育の待ち時間と、子供が寝てからの時間だけが唯一私のホッとできる時間だった半年間。

それ以外の時間はずっと、日常生活での慣れないABA的な教えを意識しながら行動する。

常にこの私の対応は正しかったのかそうではなかったのか?と自問自答。

その度にメモを取り、動画を撮り次のABAコンサルで質問する。

次のコンサルが待ち遠しくて仕方なかったです。

 

息子もですが、ABA漬けになっていたのは私も一緒だったのです。

 

今でこそ、慣れてきて簡単に日常でABA対応することはできます。(私はすぐ感情的になるところはありますが・・・・)

しかし当時は息子の問題行動も多く反応も様々で、どうしたら良いのかよくわからなかったのです。

 

今思えば、テレビだって強化子(ご褒美)として、うまく使えばよかったのに、すべて排除していたので、余計に大変でした。

 

早期療育、今ここでやるしかない。手遅れになってしまうのではという焦りが常にありました。

 

家族の支えは大事!ABA療育にダウンしたその後は?!

倒れてしまった時、主人にコンサルをお願いしました。

やはりしんどい時は家族にも手伝ってもらう。

これが大事です。

どうしても母親という立場にいると、子育てを自分1人で頑張ってしまいます

 

しかし、ABA療育は絶対やめない

その信念だけはありました。

 

ABAコンサルタントも私の心身を心配し、私のリフレッシュのため集団での一時保育が許可されました。

半年みっちりABA療育したことで、息子の癇癪もだいぶ減ってきたので許可が出たのです。

 

それから週に1日5時間ほど息子を一時保育に入れて、私のリフレッシュタイムを設けました。

 

これが丁度、息子3歳10ヶ月。秋のことでした。

 

ABAを長続きさせるにはほどほどにやるのが良い?!

今の現状を変えようとするならば、スタートダッシュは肝心。

ビジネスでも何でもそうですが、やると決めた時は大量行動が必要と言います。

そしてABAは投資に似ているとも言われています。

やったからって確実かどうかは後になってみないとわからない。

しかし、長い期間緩やかにやるよりは、ある程度の期間、集中して関わり改善させる。

その後のこと(学習や習得)はスモールステップで進んでいけばいいんですから。

 

幼少期のABAの目的は、勉強ではない。

小学校などの環境に行った時、自ら周りや学校から学ぶことができるようになるスキルを就学前に教えること。という教え。

 

我が家も、最初は癇癪をとるのに大変でしたが、四六時中関わったこの半年で、幼稚園に通う以上の成果がみられました。

 

私の笑顔が消えた日もある。

 

母親がイライラしていたら子供に影響する。

母親のリフレッシュは大事。

まずは母親が幸せでいることが大事。

 

もちろんその通り!!

 

しかし、あの時やっておけばよかった・・・と後悔しても、もうこの効果のある早期療育の時期は戻ってきません。

 

大変でしたが、この半年は何にも変えられない時間。

そして、私自身、もう後悔はない。そう思えた時間でした。



障害があってもなくても、子供はいつか自立して親から離れていくものです。

それまでに、何を自分がしてあげることができるか、時は無限ではないのです。

 

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